2012年5月26日

バルセロナ(11)

バルセロナは都会なのに(入れる)海もすぐ近くにあるという素敵な街です。港から海岸に行くまでの庶民的な街並みも好きです。洗濯物が風にゆられて、地中海っぽい風景がそこにあります。

さて、さっそく海に着いたらまずは軽く足だけ水に浸かります。5月の地中海はまだまだ凍るように冷たいですが、日焼けのために海岸で寝そべっている人はけっこういました。もともとヌーディストビーチだそうで、女性はもちろん、男性も!ヌーディストを見かけました。

砂がさらさらしているし、思ったより海水もベトつきません。シャワーもたくさんあるし、トイレも完備。とても快適な海なので、住んでいたら毎日通いたくなるだろうなぁ。

2012年5月25日

バルセロナ(10)

3日目は寝坊して、旧市街のチュロス屋に寄りつつ、バルセロネータの市場にある定食屋でランチです。ここは前回バルセロナに来た時にランチメニューでとても美味しいパエリアが出たので、絶対に今回も来ようと思っていたところ。メイン+簡単なデザート+水かビールがついて7€と破格!パリでは考えられません。ただしお店の人は全く英語が通じません。それは前回も今回も人が変わっても同じ・笑。でもとても親切で、持っていたガイドブックからなんとか説明しようと必死になってくれました・涙。

今回のランチメニューには残念ながらパエリアがありませんでしたが、何とか肉か魚だけ確認してオーダー。これが意外にもアタリでした!シンプルな味付けですが、肉も魚も素材が良く、とっても美味しかったです。

空腹を満たしたところで、いざ、海へ。

2012年5月24日

バルセロナ(9)

グラシア通りに一際目立つ外観の建物。これがカサ・バトリョです。ガイコツのようなバルコニー、波打った窓、カラフルな煙突などどれも奇抜ですが、夜になるとライトアップされその姿はとても幻想的でキレイです。カサ・ミラに比べて華やかさがあり、見ていて楽しくなる建築です。

さて、内部は日本語のオーディオガイドがついていて、かなり詳しく説明してくれます。他のガウディ建築の例にもれず、こちらもアールヌーヴォーのスタイルにとても近い。それでもここを特別なものにしているのは、海を表現したという全体的なコンセプトです。直線ではなく曲線で表現しているのは、波なんですね。一番の見どころはやはり吹き抜け部分。装飾のタイルはブルーのトーンで統一されていて、上階に行く程その濃さは増していきます。ガラスの窓は水を現していて、壁と窓が重なると、水の中にいるような感覚に陥ります。

屋上テラスもやはり訪れておきたい。装飾と機能とどちらも計算された煙突は芸術作品そのもの。カラフルなモザイクやステンドグラスは、立体的な絵本のようで、やはり実際住んだら落ち着かなそうです。

ガウディ作品にどっぷり浸かった一日の締めくくりは、1€タパスのファストフード100 montaditosで。落ち着かない店内でティントをジョッキで飲み干し、今夜は家路につきます。

2012年5月23日

バルセロナ(8)

カサ・ミラのすぐ隣りにある雑貨屋vinçonは、チェックしていたお店のひとつ。あらゆるセンスのよい雑貨が揃っているみたいで、バルセロナの今のデザイン事情も知ることができそう。

店内は思ったより広くて、奥のキッチン雑貨がとても充実していましたが、疲れていることもあり手前のスペースをさらっと見るだけにとどめました。2階は家具フロアですが、テラスに出る事もでき、売り物のテーブルや椅子に座って休憩ができるようになっていました。ここがカフェだったら最高なのに!

ということで、近くにあったスタバで休憩し、カサ・バトリョへ。

2012年5月22日

バルセロナ(7)

ガウディ・デーの午後はガウディの邸宅作品で一番有名なカサ・ミラからスタート。高級感漂うグラシア通りにあり、地中海を現したという波のような外観と海藻を現したという鉄の黒いバルコニーが目印で、外から見てもかなりの存在感があります。現地ではLa Pedrera(石切場)という名前で通っています。

中は住居の様子、展示、テラスの構成になっています。フランスから来た者からすると、曲線で構成されたデザインといい、ステンドグラスといい、カサ・ミラはアールヌーヴォーにとても近い。ガウディはもっとユーモラスな感じですが。見ている分には面白いのですが、実際住むとなると落ち着かなそう。写真のベッドなんて、虫に囲まれてるみたいでちょっと嫌です。テラスから中庭を覗くと住んでいる人もいました。

テラスのある箇所から覗くとその先にサグラダ・ファミリアが見えるそうですが、見逃してしまいました!しまった。途中の展示スペースではガウディの他の作品の説明が充実しているので、行ってみたくなります。

続いて少し先にあるカサ・バトリョに向かいつつ、ちょっと寄り道&休憩です。

2012年5月21日

バルセロナ(6)

2日目のお昼は、ガウディ建築からほど近いところにあるカリスマバル、CERVECERIA CATALANAで。このバル、ブロガーさんの他在住者の方からも評判が良く、フィガロにも載っていたためバルセロナに来たら絶対行きたいと思っていました。やはり予約はとらない形式。お店に着いたのは14時半ごろだったせいか、30分ほど待ちました。

待っている間美味しそうな匂いがして、空腹を刺激されます。手前にカウンター、奥がテーブル席になっていて、席待ちの間座るカウンター席の取り合いになっていました。早い時間帯にカウンターで一杯やるのも良さそうです。

さて、やっとこさ席に通され、まずはお約束のティントで乾杯。一杯2.5€くらいだったと思います。安い。お店の名前はセルヴェセリアとついているくらいなので、ビールの種類も豊富です。でも高い。タパスはこのお店で絶対食べたいと思っていた緑シシトウの素揚げ、イワシの唐揚げを頼み、イベリコハム入りコロッケ、イベリコハムなどをオーダー。最後に頼んだデザートのココナツプリンが美味しかったです。これで1人13.5€。お得です。お店の雰囲気も都会的でキレイ。また来たいな。

お腹を満たしたところで、午後はガウディ建築の傑作であるカサ・ミラ、カサ・バトリョへ。

cerveseria catalana
mallorca 236

2012年5月20日

バルセロナ(5)

2日目のスタートはグエル公園から。北のレセップ駅から歩いて、エスカレーターで上る事約10分。まずは街全体が見下ろせる展望台へ。この展望台、狭くて人が多くて頂上には手すりもないのでちょっとこわいです。高所恐怖症の人は止めたほうがいいかもしれません。

そして歩いてモザイクのベンチがある広場へ。グエル公園は、北の位置といい、小高い丘にあることといい、なんだかパリのモンマルトルとかぶります。でもグエル公園のほうがはるかに広く、見どころも多い・・・こんなに長くて波打っているベンチは見た事がありません。

近所に住んでいると思われるおばさんたちが犬の散歩途中で休憩していたり、若い女の子がベッドがわりにして寝ていたり、観光客同士で写真を撮り合ったり(私たちです)と、それぞれの過ごし方をしている人間ウォッチングも楽しい。幼稚園くらいの子たちが遠足に来ていて、カメラを構えたらちゃんとポーズしてくれたおませでカワイすぎる女の子2人もしっかり写真に収めました。

さて、グエル公園を出てまっすぐに伸びる道沿いに並ぶお土産屋さんに入って見て楽しんだ後は、ガウディ設計の家が集まるエシャンプルへ移動。今日はガウディ・デーです。その前に狙っていた人気のタパスバルで腹ごしらえをするとしましょう。

2012年5月19日

バルセロナ(4)

バルセロナ初日の夜はパエリアです。スペインは、バレンシア以外は意外とパエリアが食べられるお店が少なかったりするのですが、バルセロナは海が近い所もあり、何軒か専門店があるようです。街のバルには写真付きでよくパエリアあります、とアピールしている所がありますが、間違いなくマズいのでご注意を。

お店はリーズナブルでイカスミご飯が美味しいと評判のLa FoNDA。バルセロナの人気レストランにありがちな予約をとらないシステムで行列もできるということで、開店時間と同時に入店。幸い席がありました。メニューもありますが、ここはブロガーさんオススメのパエリアづくしで。3人でシーフード、イカスミパエリアの2皿(4人分)、サングリア0.5ℓをオーダー。シーフードの出汁とサフランが効いたパエリア、そして濃厚な味わいのイカスミご飯、どちらも美味しかったです。これで1人14€弱は安い!パリで同じものを食べたかったら倍、いやヘタすると3倍はするかも・・・パエリアは他にチキンとウサギが入った肉パエリアもあるそうです。パスタのパエリアも興味あるなあ・・・

2012年5月18日

バルセロナ(3)

事前にチェックしたお店は、ボルン地区の教会裏手にあるナッツとドライフルーツのお店Casa Gispert。バルセロナで2番目に古いお店だそうです。煎ったナッツの香ばしい香りがたまらない。今回はドライトマトとイチジク、プルーンを購入。今考えるとプルーンはフランスものでした・笑。

日本語がとても流暢な店員さんが、お店の歴史から商品まで丁寧に説明してくれました。奥にある焙煎機も見せてもらいましたよ。独学で日本語を学んだそうで、びっくり。独学でここまで話せるようになるんだ・・・と改めて自分のフランス語への努力の足りなさを実感してしまいました。

おしゃれ地区ボルンをぶらついた後は、夕暮れ時のバルセロネータ海岸へ。初海は、やはりまだ凍るように冷たかった!でも海岸の風は気持ちよかったです。そろそろお腹がすいてきたので、ディナーに行く事にします。今夜は、事前にチェックしていた安くておいしいパエリアのお店へレッツゴー!

2012年5月17日

バルセロナ(2)

着いた日はのんびりと、大好きな地区であるゴシックとボルンをぶらぶら歩くことにします。ちょうど14時にさしかかり、お店はシエスタタイムに。3割くらいの開いている店を入ったり、貶したり(笑)しながら歩きます。しかしバルセロナは暑い!出発する時のパリは小雨が降っていて気温も10℃前後でしたが、バルセロナでは全く雨が降らず、20〜25℃くらいと初夏の気候です。

カテドラルを見て、その後おしゃれ地区ボルンへ。ボルンはパリでいうとマレのようなところで、古い建物の中にブティックや食品店、カフェなどが入っています。ピカソ美術館もこの地区にあります。そこで事前にチェックしていたナッツとドライフルーツで有名なお店に入ります。

2012年5月16日

バルセロナ(1)

今回はvuelingというバルセロナに行く時はいつも使う格安航空会社で往復90€、宿はアノンスで見つけた日本人の部屋貸しを利用して3人で泊まり1人3泊55€と格安の旅でした。

お昼にバルセロナに着き、腹ペコの私たちが向かったのは、ゴシック地区のお気に入りバスクタパスのお店irati。タパスは1つ1.8€、サングリアとレモネードを混ぜて作るティント・ド・ヴェラノは3.8€とちょい高でしたが、量が多かったので仕方ない。

ちなみに今回の旅の食事は、こちらのブログを参考にさせて頂きました。ハズレのない的確な内容で、とっても頼りになりました!
新バルセロナ・グルメ そこまで食べて委員会

トルティーヤ、スモークサーモン、生ハム、コロッケなどを平らげ、ゴシック地区ぶらぶら散歩へ出かけます。

2012年5月15日

バルセロナに行ってきました!

5月のバルセロナは夏のように暑かったです。写真は海岸のバルセロネータ。

2012年5月5日

大統領選2012

明日6日日曜日、フランス大統領の決選投票が行われます。優勢といわれている社会党のオランド氏が新大統領になるか、はたまた現大統領であるUMPのサルコジ氏の続投となるか。

ちなみにオランド氏は、前回の大統領選で社会党代表で出馬したロワイヤル氏の元パートナーです。社会党の、そして元パートナーの雪辱を果たせるのか、注目です!