2010年6月22日

W杯、フランスチームは泥沼に

W杯のふがいない結果により、完全に泥沼化しているフランス代表問題。事態は大統領やスポーツ文化相を巻き込んだ大騒動に発展しました。問題児FWアネルカがメキシコ戦のハーフタイムで監督に暴言を吐いたことにより勃発した今回の問題は、アネルカ追放→それに抗議する選手達が練習をボイコット→チームディレクターがブチ切れて辞任→フィジカルトレーナーもブチ切れと、負のスパイラルは止まらず、ついには代表についているスポンサーが続々と広告を中止し、訴訟に発展しそうな勢い(当然といえば当然ですね)。

もともとW杯前から問題を抱えていた今回のフランス代表。プレーオフのアイルランド戦でFWアンリのハンドにより本出場を決めてしまった時から、国民の気持ちは完全にシラけてしまった。その後もドメニク監督批判や、W杯直前には中心選手リベリの未成年買春発覚と、ピッチ内外で問題が絶えなかった。

世論調査では、95%のフランス国民が本日のグループリーグ最終戦である南アフリカ戦に「負ける」と思っているという結果が。さてあと数時間後、レ・ブルーはどんな戦いをするのでしょうか。